Oculus Rift Blog 記事意訳「素晴らしいVR(仮想現実)のためのより多くのツール」

原文記事はこちら:http://www.oculusvr.com/blog/more-tools-for-great-vr/

最新情報が気になったので翻訳してみました。
機械翻訳と英和辞書のハイブリッドからパズルのように文章を組んでいるだけなので、意味不明な点あるかもしれませんが、間違っているところがあれば指摘ください。

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*素晴らしいVR(仮想現実)のためのより多くのツール

ここ数週間のOculus 本社は、プラットフォーム全体(Rift開発キット、Oculus SDK、およびDeveloper Center)の最後の仕上げに差し掛かっていて、信じられないほど忙しかった。
我々は待望の打ち上げが近づくにつれて、この上なくワクワクしています。

共有するための良いニュースがたくさんがありますので、すぐに見てみましょう。

**レイテンシー(遅延時間)? VRの宿敵

先週の金曜日、id Softwareの伝説的なテクニカルディレクターのJohn Carmackが、仮想現実システムのための、遅延時間周りの課題を詳述した素晴らしい記事を発表しました。

ここからその記事の全文を読むことが出来ます。

遅延時間を最小限に抑えることは、没入感のあるVRにおいて、極めて重要です。

我々は、以前の投稿でこの話題に触れました。(参照:”低遅延VRにおけるセンサーの構築”

簡単なまとめ:Riftにおいて、我々はプレイヤーの頭の動きと、新しい頭の方向による表示画像更新にかかる時間の間隔として遅延時間を定義しました。
(この辺の訳は怪しい)

さらに我々は、Oculus対応ゲームにおいて遅延時間を最小限に抑えられたことで、より没入でき、より快適な体験をプレイヤーに提供するでしょう。

[画像]
Nikolay と Palmer はセンサーのアルゴリズムの実用的な見直しを行っています。

初期のRift開発では、私たちはしばしば Carmack が記述した高速カメラ技術を使用して遅延時間を測定しました。

高速カメラは、非常に正確な測定値を提供できますが、大きな欠点は、処理に時間がかかる点です。

我々が測定作業を行うたびに、慎重に移動し、カメラシステムをセットアップするのは、エンジニアリングチーム全体にとって実用的ではありません。

数週間後、Oculus対応ゲームの遅延時間を定量的に測定し、加えて、それらの測定値を追跡し、分析するための簡単な方法が必要な事が明らかになりました。

その方が、ハードウェアやソフトウェアの変更が私たちを正しい方向に導いたかどうかをすぐに知ることができるのです。

**Oculus Latency Testerの誕生

我々は、次のような新しい遅延時間計測ツールを構築するだけの意味があると判断しました:

-迅速かつ簡単である
-Riftの(実際の使用をシミュレートする)ための正確かつ精密な遅延時間の測定を提供する

手に負えないほどの試作や設計の繰り返しの後、我々は自信を持って提供します。Oculus Latency Testerです!

[画像]
Oculus Latency Testにおけるデザインコンセプトと機能試作(Functional Prototype)について。

**仕組み

目標は、エンジニアの使用において、非常に正確な測定結果を常に提供するための、信じられないほど簡単なものを構築することでした。

私たちは、Latency Tester は開発キット(実際のアイカップが除去された後)の左側のアイカップのスロットに挿入されたデザインを思い付きました。

測定を実行するためには装置の上部にある小さいボタンを使用します。

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NiravはLatency Testerの回路図の作成に取り組んでいます。

ボタンが押されると、デバイスは、USB経由でメッセージを送信します。

SDKはこのメッセージを受信したら、現在のフレーム上に色の付いた四角形を合成するよう、ゲームエンジンに命令します。

Latency Testerのカラーセンサーは、ちょうど上部に存在し、領域内の四角形の表示を常時サンプリングし、それが描画されるのを待っています。

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顕微鏡下のカラーセンサー

LCD上の色の付いた四角形を解析する際、このセンサーは光の強さが視覚しきい値を通過できるかを見ています。

そのしきい値に達した場合、Latency Testerは、正確な遅延時間の測定を行い、コンピュータ(と製品版向けの、独自の7セグメントディスプレイ上)に戻した合計経過時間を報告します。

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Oculus Latency Tester の機能試作。

我々はソフトウェア(ボタン押下以外の方法)から Latency Tester にメッセージの送信を開始することができるように、システムを設計しました。

これは、ゲームエンジンから光子(光エネルギー)への遅延時間を我々が測定する方法でより多くの柔軟性があることを意味します。

たとえば:我々はソフトウェア上のカメラの向きや位置が更新された、最後の点からレンダリングする直前にわずか数行のコードで遅延時間を測定することができます。

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試作品のLatency Testerと開発キット。

我々は数週間、内部で Latency Tester を使用しています、そしてそれは我々のすべてのデモの中で遅延時間の測定と削減に貢献しています。

我々は、それが Oculus 開発者にとって、仮想現実ゲームから最高の体験を得るための頼れる素晴らしいツールだと思います。

そして、我々はあまりにそれを楽しんでいるので、それを共有する価値があると判断しました。

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Latency Tester のデザインコンセプト。

結果として、我々は Oculus Latency Tester を、限られた量だけ製造しています。それは、当社のウェブサイト上で注文できるようになります。

我々はまた、Latency Tester の ソフトウェア・フレームワークをSDKの一部として作りました。

我々はまだしっかりと出荷日を決められません(我々はまだ製造方法を調査している段階です)が、価格は100ドル以下になるでしょう。

もし興味があるなら、あなたはhttp://www.oculusvr.com/pre-order/latency-tester/に登録することで、現在の生産ラインにあなたの分を確保することができます。

**開発キットの出荷スケジュール

出荷スケジュールに短く、素敵な情報:我々はまだ、3月中旬に開発キットの出荷を開始することを期待しています。

倉庫から製品の出荷が開始したら、すぐに我々はKickstarter上で発表を行うでしょう。

目標は3月25日-29日にサンフランシスコで行われる Game Developers Conference(GDC)の前までに、人々の手にキットの最初のバッチを渡すことです。

シャツやポスターは現在仕上げ中で、まもなく出荷します。遅れて申し訳ありません!

**トップシークレットの Oculus パートナープレビュー

あなた方のうち何人かは、噂を聞いたことがあるかもしれませんが、先週、我々は Oculus パートナー向けのプレビューを開始しました。

このプレビューではコアシステムのベータテストを行っています:包装、インバウンド/アウトバウンド出荷、トラッキング、改良、Rift開発キット、Oculus Developer Centerなど。

[画像]
Brant は、初期出荷のパイロット版を開封しています。

参加者たちは、パイロット版とプレビュービルドのSDKを早くから熱心に使うことで、Oculus開発者のエクスペリエンスを向上させる援助を行う事に合意した、ベテランAAA開発者とインディーゲーム開発者の健全なミックスです。

彼らはまた、それらの初期の技術をテストするための最適な犠牲者であり、 Oculus の親しい友人です。

このすべては、あなた自身が開発キットを使用(dive in)する際、より円滑な体験をもたらすことを意味します。

多くの匿名開発者がプレビューで私たちを助けてくれていることに深く感謝します!

**SXSW

我々は、SXSW Interactiveが開催している業界をリードするゲームデザイナーによるいくつかのエキサイティングなパネルディスカッションに参加しています。議題は?バーチャルリアリティとゲーム業界の未来についてです。

バーチャルリアリティ:ゲームにおける聖杯(The Holy Grail of Gaming)

バーチャルリアリティは、我々のゲームを永遠に変えられる将来性を秘めている。

私たちは、仮想現実が最盛期(prime-time)を迎えるための最後の準備ができているのか、なぜ開発者が興奮すべきなのか、そしてゲーマーはどこへ向かっていくべきかについて、Oculus の創設者 Palmer Luckey 、 Verse HQ の CEO Paul Bettner、ウイングコマンダーの生みの親 Chris Roberts 、業界のベテラン Cliff Bleszinskiと討論します。

あなたがすでに SXSW Interactive に参加している場合は、ちょっと寄り道してみて、パネルを確認して、声をかけてください!

**Oculus が New York Times に掲載される

New York Times の Nick Wingfield は最近、デモを見るためと、チームに会うためにオフィスに来ました。

我々は Oculus、Rift、Kickstarter、およびVRの未来についての素晴らしい対談をしました。

驚くなかれ?2月18日の月曜日、最終的には New York Times の ビジネス面の1面に記事が掲載されました!あなたはここから記事全文を読むことができます。

それは我々が6ヶ月ちょっと前にKickstarterのキャンペーンを完了したときにNew York Timesに掲載された Oculus についての記事を読んだことがとても信じられません。

この可能性を作ってくれたすべてのことに重ねて感謝します!

**チームは成長を続けています!

我々は、研究、設計、および製品版Riftのためのエンジニアリングに対する手はずを整えるため、チームは急速に拡大しています。

我々は従業員20名を突破し、更に成長を続けています!現在探しているいくつかの新しい役割をここに紹介します。

-組み込みシステムエンジニア
-ソフトウェア、そしてドライバエンジニア
-上級メカニカルエンジニア
-主任ハードウェアエンジニア、凄い奴

[画像]
Nirav, Steave, そして Mikeがセンサーアルゴリズムに取り組んでいます。

あなたはhttps://www.oculusvr.com/careersで、すべての最新の求人情報を確認することができます。

あなたがこの仕事にフィットするか、またはフィットするかもしれない誰かを知っている場合、ご一報ください!

すべてのサポートに重ねて感謝します。ゲームでお会いしましょう!

Palmer そして Oculusチーム

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