NVIDIA ShadowPlayを使ってPeercastで配信をする(仮)

参考:Tutorial – ShadowPlay stream to HIS OWN custom RTMP server

NVIDIAのShadowPlayという画面録画機能がお手軽で便利だなぁと思って色々いじっていたのですが、この度、ShadowPlayを使ってPeercastで配信をする方法を発見したので纏めたいと思います。

かなり強引な方法なので、後のアップデートなどでもっと手軽なやり方が現れるかもしれません。各自新鮮な情報をお探し求めください。

また、長時間配信はしていないので、途中で配信が途絶えたりする可能性もあります。自分でも試してみて、何か分かれば追記します。

前提条件

  1. NVIDIA ShadowPlayを使える環境にあること(Vista 以上 および GTX 600以降でドライバ最新) -> 動作環境
  2. Twitchのアカウントを作成済であること -> Twitch
  3. Peercast配信の基本的な知識があること

準備

  1. NVIDIA GeForce Experienceをインストールする
  2. FlazrDumperをダウンロードし、展開する(起動にはJavaのインストールが必要)
  3. PeercastStationを導入し、配信できるところまで設定する

手順

1.ShadowPlayからのtwitchアカウントログイン

NVIDIA GeForce Experienceを起動し、通常のtwitch配信と同様に、ShadowPlay上でTwitchアカウントにログインします。

shadowplay_login1

shadowplay_login2
↑fpsやビットレートを変えたい場合、「クオリティ」を押すことで変更できます。「オーディオ」では、ゲームの音にマイクの音をミックスして配信する設定にすることもできます。

shadowplay_login3

2.hostsファイルの編集

※ これを行うと、ShadowPlayによるTwitch配信ができなくなります。再度Twitch配信を行いたい場合、この設定を元に戻してください。

C:\Windows\System32\drivers\etc\hostsに下記を追記。(IPとホスト名の間はスペースではなくTAB)

127.0.0.1    live-sin-backup.twitch.tv

 恐らく日本からのShadowPlayによる接続は上記の”live-sin-backup.twitch.tv”に向けた送信になると思われますが、上手く配信出来ない場合は、上記参考のWiresharkによる送信先URL確認を試みてください。

FlazrDumperの起動と設定

展開後、FlazrDumper.jarを実行してください。

  1. ALT+F8を押し、ShadowPlayのBroadcastを開始する(デフォルトだと右上に緑色のアイコンが出ます。斜線が入らなければOK)
  2. FlazrDumperに長文が追加されたら、”publish, stream name: “の後ろにある”live_数字_英文字 “をコピー(TwitchのStream Keyになります。公開して良いものではありませんので注意)
  3. RtmpDumpの欄に”rtmp://localhost/app/2でコピーした内容”を記入

shadowplay_flazrDumper

PeercastStationの設定

peercastStationの配信設定画面を開いてください。

  1. 「ソース」を “http” にする。(2014.7.17現在任意アドレスのrtmpに対応していないため)
  2. 「ストリームURL」を “http://localhost:8888/” にする。
  3. 「ビットレート」を “ShadowPlayのクオリティ設定で設定した値”にする。(自動にすると0kbpsになります)
  4. 「タイプ」を “Flash Video (FLV)” にする。
  5. 「掲載YP」を “FLV配信に対応している任意のYP” にする。
  6. チャンネル情報は各YPの規定に従い、自由に設定する。
  7. 「配信開始」を押す。

shadowplay_pecastation

以上で配信ができるようになるはずです。

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